音楽知識ゼロのド素人がメタルの感想をちょこっと書き綴る
ブログです。 メタル最高!メタル万歳!!でも、もやしっ子です。

もやしっ子メタラーのページ

もやしっ子:台湾のエクストリーム・メタルバンド・CHTHONICのアルバム、初めて聴いてみました!す、凄まじい衝撃を受けました(´;ω;`)
2017年アルバムBEST10はこちらからどうぞ~☆

ようこそいらっしゃいました♪
このページは、メロデス、メタルコア、メロスピなどを中心に購入したCDの感想を書き綴っています。レビューというほど大層なものではなく、ちょっとした感想なので、内容はあんまり濃くはありません(汗)ゴメンナサイ

購入しただけで未聴のものも記事の中に紛れ込んでいますが、出来るだけ早く聴いて感想を書きたいと思います。

ちなみに音楽理論に関する知識は全く無しの初心者です(汗)

相互リンク大歓迎です☆書き込みよろしくお願いします。

↓最近のお気に入りです↓

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Parasite Inc. / Dead and Alive

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Omnium Gatherum / The Burning Cold
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| 御挨拶・雑記・年間BEST | 19:51 | トラックバック:1 | コメント:12
Burn Down Eden / Liberticidal
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01.Dystopic Endzeit Panorama
02.Eternal Youth
03.Grotesque Satisfaction
04.Of Fortess, Deceit & Dissolution
05.Melodies of Memento
06.Succubus
07.A Tale of Deviant Hypocrisies
08.Daemmerung
09.Misled Psychogenesis
10.The Carnage Caused by Megalomaniac Gods

87/100

ドイツのメロディック・デスメタルバンド、Burn Down Edenの2ndアルバムです。2018年の作品♪

これまでにEP1枚とフル・アルバム1枚を発表している、比較的若いバンドのようですね。バンド名は、「エデンを焼き尽くす!!」でしょうか?(^^;なかなかハードな・・・。

最近のドイツ出身のメロディック・デスメタルバンドというと、Parasite Inc.が思い浮かびますな!あちらはモダンなメロデスでしたが、こちらはアルバム・アートワークからするとモダンというより真正面からの叙情メロデスを期待してしまいますね♪

さてさて、聴いてみましょう!

01.Dystopic Endzeit Panoramaはイントロから早速メロいギターリフで爆走!こりゃあオープニングから景気のイイ1曲ですな♪ブラストビートも登場しかなりのアグレッション。ボーカルはやや高めなわめき声で吐き捨てる迫力あるものになっていて、好印象です(*´ω`*)ギターソロはテンポを落としてじっくりとメロディを聴かせるタイプですね。

02.Eternal Youthはベース音から入り、一気にスピードを上げて疾走するスピード・チューン☆こちらもブラストビート連発で爽快です!ギターリフも非常に剛直でインパクトがありますな。途中ではテンポを下げてテクニカルなギターソロへとなだれ込みます(^_^)v

03.Grotesque Satisfactionは雨音から何かを研ぐような音が入り、その後はピロピロとしたギターフレーズが登場しズカズカと疾走!この弾きまくりなギタープレイがかなり特徴的。いままでの曲と比べると疾走しつつもスピードは控えめかな・・・と思っていたら、後半急にブラストビートとボーカルの絶叫を交えて狂ったように爆走!う~ん、カッコいい!

04.Of Fortess, Deceit & Dissolutionはズンズンと叩きまくりなドラミングとストロングなギターリフで突っ走る、こちらもクールな疾走曲p(^^)qお決まりとなったブラストビートとメロウなメロディを奏でるギターとの絡みがたまらん!アグレッシヴ極まりない!!ソロパートでは叙情的で渋めなメロディで聴き手を魅了します。これは良いソロだな~。

05.Melodies of Mementoは叫びまくるボーカルのデスボイスにピロピロギターが乗っかる激しいイントロ!タイトなドラミングでしつこく疾走しまくる劇的な1曲ですな♪テクニカルに弾き倒すギタープレイは圧巻!メロディックかつフラッシーで惚れ惚れしますねぇ~(о´∀`о)スラッシーなフィーリングのあるギターソロも抜かりなし!!

06.Succubusはイントロから泣き泣きな叙情メロディを奏でまくるギターフレーズが美味しい、ヘヴィなアップテンポ・ナンバー!ノリノリでヘドバンを誘うリズムがキャッチーです♪これまでの爆走ナンバーと比べて、ようやく少し落ち着いたかな?それでも楽曲としてのクオリティはなかなかのものがあります。やはりブラストビートは入ってきますね(笑)

07.A Tale of Deviant Hypocrisiesは教会のオルガン?のような神々しいメロディからスタート!即座に図太いギターリフが挿入されアグレッション全開!!早口でせわしなく吐き捨てまくるデスボイスが良いね♪非常にスピード感の高い楽曲。サビっぽいところの裏でピロピロ弾きまくるギターには笑みを浮かべずにはいられない・・・!!疾走するドラムに流麗なギターソロの組み合わせは王道ながら飽きの来ない魅力があります。

08.Daemmerungは手数の多いドラミングから始まり、フラッシーなギタープレイがたまらないスピード・チューン☆ブラストビートをバックに喚きまくるボーカルがリードを取ります。ややクサめなメロディもあって良いなぁ~(*´ω`*)

09.Misled Psychogenesisはイントロから弾きまくるメロディックなギターと抜けの良いドラムが気持ちの良い、潔いまでの疾走曲!!ブラストビートに加わる激しいギターが強烈~(;つД`)そこかしこでメロくてクサいフレーズが聴けて満足です!

10.The Carnage Caused by Megalomaniac Godsはメロウなアコギでしっとりと始まり、叩きまくるドラミングと泣きのフレーズをかましてくるギターでじっくりと進んでいく、ここへ来てようやくのミドルテンポ・ナンバー(笑)しかしやはりドラムがブラストビートを・・・(^^;テンポはやや遅めですが、アグレッションはキープしていますね。

なるほど!
これは潔いストレートな爆走メロデスですな!

特筆すべきは、愚直なまでに突っ走りまくるスピード・チューンの数々!アルバムのラストの曲を除けばほぼ全曲が疾走しまくるという、疾走メロデス好きにはたまらないアルバムになっています。

そして各楽曲で存在感を発揮しているのがドラム!激しくもタイトなブラストビートから疾走するビートまで素晴らしいドラミングを聴かせてくれます♪こりゃあ聴いていて爽快な気分になってしまいますね~(*´ω`*)

ギターはかなりの弾きまくりなプレイを披露してくれますな。メロディアスでいてそこそこテクニカルでもある、インパクトのあるギター・サウンドになっています。メロディ的にはモダンな要素はなく、そこまでクサクサなメロディではないですが、叙情的で渋めな旋律を楽しませてくれますね!

ボーカルは一本調子で喚きまくるタイプですね。そこまで個性的ではありませんが、個人的には悪くなく、楽曲の雰囲気にぴったりとフィットしていた印象を受けました。

ちょっと気になるのは、やはり金太郎飴状態なアルバム構成でしょうかf(^_^;どの楽曲もクオリティは高いのですが、バラエティに乏しく、飽きが来るのも早いかもしれませんな。しかしこの手のジャンルが好きな方には大好物なのでは!?

残念ながらコレ!といった突出したキラー・チューンはありませんでした。しかし前述のようにクオリティの高さは素晴らしい!オススメですよー(*´∀`)

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| Burn Down Eden | 22:59 | トラックバック:0 | コメント:0
Nothgard / Malady X
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01. Voyage to Decay (Intro)
02. Malady X
03. Shades of War
04. Guardians of Sanity
05. Epitaph
06. Deamonium I
07. Serpent Hollow
08. Devil Will Know
09. Fall of an Empire
10. Herald of Death
11. Black Horizon (Instrumental)
12. Eye for an Eye (Bonus Track)
13. Ninja (Bonus Track)

92/100

ドイツ出身のメロディック・デス/ヴァイキングメタルバンド、Nothgardの4thアルバムです♪2018年の作品。

これまでアルバムを3枚発表していて、私は2作目だけ聴いたことがあります。なかなかにクサくてメロディックなメロデスでしたね!どうやら1stアルバムの頃はフォーキッシュな要素が色濃く出た作風だったようですが、だんだんとヘヴィなメロデス・サウンドへと舵を切っていったようです。フォーキーなメタルはちょっぴり苦手な自分としてはありがたいですな(^^;

さてさて、妖しげな雰囲気を醸し出すアルバム・ジャケットですね。アルバムタイトルも意味がよく分からん(;´д`)今作品はどういった方向に進んでいるのでしょうか!?聴いてみましょう♪

01. Voyage to Decay (Intro)は不気味な音色とピアノで始まり、シンフォニックなサウンドを奏でて雰囲気を盛り上げていくアルバムのイントロ!

02. Malady Xは哀愁を帯びたエピカルなメロディで勢いよく疾走!低音を効かせたデスボイスがたまらん!!手数の多いドラミングも迫力がありますね。サビメロでの開放的な流麗メロにノックアウト!ギターソロはかなりテクニカルで弾きまくりの存在感たっぷりな感じですね。これはオープニングからクールなナンバーですな!

03. Shades of Warはどっしりと行進するようなドラミングから一気にスピードを上げて爆走!ややノイジーなギターリフを経て、そのあとはダイナミックでクサクサなメロディを奏でてくれます♪この壮大なスケール感のあるメロディがとてもキャッチーでカッコいい(´;ω;`)うっすらとシンセ・サウンドも被さり美しいですな~。ギターソロは叙情的でピロピロ弾きまくるもので、隙がありません☆

04. Guardians of Sanityは透明感のあるキーボードによるイントロがとても印象的な楽曲♪ミドルテンポ主体の重厚なナンバーです。ヴァイキングっぽさのある勇壮なサビメロがキャッチーですな。シンガロングも加わりなかなかの盛り上がりを見せます!ソロパートはコレまたメロディアスに弾き倒してくれますねー。

05. Epitaphは激しいドラミングから景気よくスタート!ドスの効いたデスボイス中心に突き進んでいくミドル~アップテンポ・ナンバー♪ところどころで疾走し聴き手を離しません。叙情メロを垂れ流しまくるサビがイイねぇ~(;つД`)この曲でもしっかりとカッコいいギターソロを聴くことができます。

06. Deamonium Iはシンフォニックなサウンドから始まり、泣き泣きなギターメロディでゆったりと展開する力強いバラード・ナンバーです。悲痛なデスボイスで歌い上げ、コーラスではたくましいノーマルボイスによる歌唱も入りとてもドラマティック!陰鬱さも多少感じさせる特徴的なメロディですな~。こういうノーマルボイスの使い方は上手いと思いました。

07. Serpent Hollowはチリチリとした緊迫感溢れるギターリフでカッコ良くスタート!ズンズンとリズミカルに展開する疾走曲です♪なんだかリフの感じがArch Enemyっぽいなぁf(^_^;でもカッコいいから全然OKです。グルーヴ感もあるヘヴィネス抜群の楽曲。サビメロでかき鳴らされるギターフレーズが超絶にクサ過ぎる(T0T)た、たまりませんな!中盤でのストリングスを用いたアレンジも効果的☆そしておまちかねのギターソロへ!コレもまたArch Enemyくさいなぁ(笑)たっぷり弾きまくりで聴き応えありますね~。

08. Devil Will Knowはエピカルで劇的なギターフレーズからスタート。リズミカルでテンポよく刻んでいくアップテンポ・ナンバー♪ボーカルが入るとテンポを落としてじっくりと突き進んでいきます。淡々とした雰囲気もありますが、サビでは一気に勇ましいメロディを解放して盛り上がりを見せますな!

09. Fall of an Empireは緊張感の張り詰めた、シンフォニックなアレンジから吐き捨てるデスボイスが加わっていくミドルテンポ・ナンバーですな。ギターリフは今までの楽曲と比べるとちょっと地味めかな?ヴァイキングらしさがあるコーラス・パートがメインですね。ギターソロはテクニカルでメロディックでもあるクールな仕上がりp(^^)q

10. Herald of Deathは重厚極まりないギターリフで始まる、ドラマティックで壮大なミドルテンポ・ナンバー!こりゃあインパクトあるなぁ~(;つД`)アルバム本編のラストを飾る良曲♪たくましいシンガロング・パートもありとてつもなくアツいね!サビメロでのギターフレーズが、叙情哀愁メロをかき鳴らしていく素晴らしいものになっています!ギターソロもピロピロとメロディアスに決めてますな。ラストのボーカルの絶叫がまたイイねぇ~。

11. Black Horizon (Instrumental)はダークな雰囲気を醸し出す、アルバムのアウトロ的な楽曲。ラストまで壮大で広がりのあるメロディを聴かせてくれますな!

12. Eye for an Eye (Bonus Track)はじっくりとしたリズムで明るめなメロディを奏でていくミドルテンポ・ナンバー。ザラついたデスボイスで淡々と進んでいきます。しかしながらサビメロでの渋めなギターメロディは特筆すべきものがあります。重ねられたボーカル・パートも迫力満点♪やはりギターソロはバッチリ構築されたカッコいいものになってますね!

13. Ninja (Bonus Track)は・・・に、忍者ですか!?そこそこメロディアスなギターフレーズとボーカルの絶叫でスタートするアップテンポ・ナンバー。別に日本的なメロディが有るわけではなさそう・・・f(^_^;いや、でもなんとなく歌謡曲みたいなフィーリングはあるかな?ソロパートでは琴の音色らしきサウンドも入ってきてなかなか特徴的。ギターソロも安定したカッコ良さですねー!

こりゃあイイね!
かなりの成長を遂げたメロディック・デスをプレイしています(о´∀`о)

前作は未聴ですので、しっかりと比較は出来ないのですが、フォーキッシュな要素はほとんど無くなりつつあるようですね。部分的にはそういったアレンジが顔を出すことはありますが、基本的にはストレートでクサクサな叙情メロデスになっております!これは素晴らしい☆

初期の頃のような民謡的でフォーキーな旋律が好みだった方からすると残念かもしれませんね(>_<)個人的にはこの方向は大歓迎なのですが・・・。

泣きの叙情メロディをかき鳴らしまくるギタープレイは圧巻です!特にお気に入りなのはソロパートですかね♪早弾きやテクニカルなソロをこれでもかと決めまくり!う~ん、最高です。

ボーカルはそこまで悪くなく、叙情メロデスに合ったスタイルで聴きやすいですね。ところどころで挿入されるノーマルボイスによる歌唱も効果的だと思います。ドラミングは、ブラストビートといったアグレッシヴなプレイは見せませんが、それでもカッチリとした演奏になっております。シンフォニック・アレンジも楽曲の幅を広げていて素晴らしい☆

各楽曲は4分台のものが多く、そこまで長い楽曲も無いのでスッキリ聴き通せますね♪ミドルテンポからスピード・チューン、そして1曲だけですがバラード調の楽曲まで、バラエティに富んだ内容となっています。ボーナス・トラックも質は低くないのですが、別に無くても良かったかなf(^_^;本編11曲だけでも充分な完成度だと感じました。

キラー・チューンは07. Serpent Hollowに決まりです♪Arch Enemyの有名曲「Nemesis」を彷彿とさせる(自分だけかな?(^^;)素晴らしい楽曲!!

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| Nothgard | 20:58 | コメント:0
Dragonlord / Dominion
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01. Entrance
02. Dominion
03. Ominous Premonition
04. Lamia
05. Love of the Damned
06. Northlanders
07. The Discord of Melkor
08. Serpents of Fire

83/100

シンフォニックブラック・スラッシュメタルバンド、Dragonlordの3rdアルバムです!2018年の作品♪

このバンドのアルバムを聴くのは初めてです。
バンド名やアルバムジャケットは知っているのですが、今作品はなおのことジャケットがカッコいい!ということで思いきって購入しました!

TESTAMENTのギタリストであるエリック・ピーターソンが中心となっているバンドで、前作からなんと13年振りの作品だそうな。驚き!!シンフォブラックとスラッシュってどういう風に交わるんだろう?と興味津々です☆

01. Entranceは雷鳴や雨音、鐘の音色が響き渡る緊張感のあるアルバムのイントロ。

02. Dominionはズンズンと腹に響くドラミングに荘厳なクワイアが挿入される、非常にシンフォニックなイントロからデスボイスが乗っかるゴージャスなミドル~アップテンポ・ナンバー♪ブラストビートも入りますが、アグレッションは控えめか?ボーカルのシャウトはドスが効いていてカッコいい!キラキラしたキーボードにギターが絡み付くソロパートはなかなか良いね♪

03. Ominous Premonitionはダークなメロディから始まり、シンフォニックに突き進んでいくミドルテンポ・ナンバー・・・と思いきや、一気にスピードをあげてアグレッシヴに爆走!まさにメロブラですな!!これですよ、こういう曲をオープニングに持ってくるべきだよ~(*´ω`*)スタスタとドラムも叩きまくり。ソロパートでは正統派なメロディを奏でるギターがとても印象深いです。

04. Lamiaはキラキラしたキーボードにヘヴィリフが加わる、一昔前のキラデスみたいなイントロだなぁ(笑)テンポ的にはミドルテンポで、そこまでスピード感はありませんね。しかしなかなかメロディがキャッチーで気に入りました!透明感のあるキーボードは北欧のバンドも真っ青か!?艶かしい女声コーラスも挿入されますな。

05. Love of the Damnedはふんわりとしたイントロからヘヴィネスたっぷりなギターリフでじっくりと突き進んでいくスロー・ナンバー。囁くようなボーカルが入り、これまでの楽曲とは毛色が違いますね・・・。ノーマルボイスによる歌唱も入っていて、ブラックメタルのような邪悪さはあまり感じられません。

06. Northlandersはストロングなギターリフとクワイアが入り、ジリジリと焦らすようなドラミングとともにアップテンポで展開する楽曲。ボーカルは高音でギャウギャウと喚くような感じですね!乱舞するピアノの旋律がなかなかにクサ~イ(*´ω`*)ギターとピアノの静かな絡み具合は特徴的ですね。

07. The Discord of Melkorは不穏なオーケストレーションから大仰なメロディでスタートするシンフォブラック・ナンバー♪タイトなブラストビートに乗せて疾駆するギターがカッコいい。しかし途中で入る安っぽいキーボード?の音色はなんなんだろうf(^_^;ボーカルはかなりの存在感を発揮していますが、少し楽曲の方が弱いかなぁ。

08. Serpents of Fireはドラマティックなメロディでじっくりと進んでいくミドルテンポ・ナンバー。ドライヴするギターフレーズがカッコいいが、あまり目立っておらず・・・シンフォニック・アレンジがメインになっていますね。この曲でもクワイアが挿入されます。ザクザクとしたギタープレイがだんだんと主張してきて、良い感じになってきますね。中盤では静けさをアピールした荘厳なパートに移ります。

う~ん、悪くはないんだけど・・・。
ちょっと期待値が高すぎたか!?

やってることはゴージャスなオーケストラ&シンフォニック・アレンジをメインに据えて、クワイア等も積極的に取り入れたメロディック・ブラックメタル。

どの辺りにスラッシュ・メタルの要素があるのだろうか・・・f(^_^;いや、何と言うか、メロディック・ブラックのような禍々しさがあまり感じられなくて、更にはスラッシュ・メタルの勢いの良さも稀薄だったため、ちょっと肩透かしを食らってしまった状態ですね。

アルバムに収録されている曲数は少ないですが、5分台の楽曲がメインになっていて、終盤3曲の6分・7分・8分という長尺曲については聴き通すのがツラかったですね(T0T)そこまで聴き手を引っ張っていく魅力に欠けているというか・・・。もっとスピード感のある楽曲を増やして、曲の長さもコンパクトにまとめてもらえるとありがたいんだけれども。

キラー・チューンは、う~ん。
やっぱり03. Ominous Premonitionかなぁ。こういうストレートに疾走するメロブラをもっと聴きたかったよ~(T-T)

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| Dragonlord | 08:39 | トラックバック:0 | コメント:0
CHTHONIC / Battlefields Of Asura
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1. Drawing Omnipotence Nigh
2. The Silent One's Torch
3. Flames Upon The Weeping
4. A Crimson Sky's Command
5. Souls Of The Revolution
6. Taste The Black Tears
7. One Thousand Eyes
8. Masked Faith
9. Carved In Bloodstone
10. Millennia's Faith Undone
11. Autopoiesis

93/100

台湾出身のエクストリーム・メタルバンド、CHTHONICの8thアルバムです。2018年の作品♪

聴こう聴こう、そう思っていて最初に手を出したのがこの最新作・・・f(^_^;コレでよかったんだろうか?まぁでも最近の作品から入って聴いてみるのも良いですよね♪台湾出身というなかなか珍しい感じもしますが、もうアルバムも8枚目なんですな~。すでにベテランと言ってもいいのかな。さてさて、その最新アルバムの出来映えはどんなもんなのでしょうか?聴いてみます!!
 
1. Drawing Omnipotence Nighはとてつもなく不気味なサウンドから緊迫感を感じさせるアルバムのイントロ。

2. The Silent One's Torchはとてもメロディックなギターリフと凄まじいボーカルのスクリームでスタート!なんとまぁ激しいデスボイスでしょう!!エクストリーム極まりないな・・・。シンフォニックな味付けが加わってきて聴きやすさも高いですね。スタスタと軽快なドラミングで疾走していくスピード・チューン☆ギターソロが超カッコいいです!仄かに民族調のメロディを聴かせる特徴的なソロですな~(;つД`)

3. Flames Upon The Weepingは暗黒面を強調したシンフォニックなサウンドからクワイアが入り、またもエクストリーム感抜群のボーカルのスクリームが!たまらないな~!!自然とドンドン音のボリュームを上げていってしまう・・・(笑)叫びまくるボーカル・ワークに見事にハマりました。そしてギターフレーズもクサみがあり最高♪うねるような流麗なギターソロには悶絶、悶絶です!!

4. A Crimson Sky's Commandはよりいっそうシンフォニックでメロディアス、悲壮感の漂う切なすぎるメロディが胸を打つミドル~アップテンポ・ナンバー!ボーカルの地の底から響くスクリームにザクザク刻むギター。何よりたまらんのがメインとなるメロディの美しいこと・・・(T-T)疾走曲ではありませんが、キラーとなりうる魅力たっぷりな楽曲ですね。丁寧に構築美を見せつけるテクニカルなギターソロもイイねぇー!

5. Souls Of The Revolutionは激しいドラムからストロングなギターリフを操り、どっしりと重厚な雰囲気で突き進んでいくミドルテンポ・ナンバー♪オリエンタルなメロディ中心にキャッチーな旋律を聴かせてくれますね。荘厳な男性コーラスがたまらん!そのあとは突如アグレッシヴに爆走!この展開には悶絶しますね~。そして笛の音色が激しくクッサ~い!(*´ω`*)

6. Taste The Black Tearsは重戦車のようにヘヴィに突貫するアグレッションの高いミドルテンポ・ナンバー。シンフォニックなアレンジに民族音楽的なメロディがあわさり、とてもキャッチーで引き込まれていきますね♪またもや中盤辺りからスタスタと疾走!部分的にスピードを上げて聴き手を飽きさせません。ブラストビートも入りギターも弾きまくりですね(T0T)終盤で聴くことのできる勇壮な旋律にメロメロです。

7. One Thousand Eyesはザラついたギターリフとシンフォサウンドに、ボーカルの強烈なデスボイスが加わっていくミドルテンポ・ナンバー!この曲も叫びまくるエクストリームなボーカルの存在感が大きいですね。手数の多いドラミングにも注目したいですな!もうお決まりの疾走パートではオリエンタルでオリジナリティ溢れるコーラス・パートが入ります☆ギターソロはメタルらしさ満点のピロピロ弾きまくるタイプですね♪

8. Masked Faithはなんの楽器だろう・・・何となく暖かみも感じさせるメロディアスな、静寂を漂わせる2分くらいのインストです。

9. Carved In Bloodstoneはボーカルの勇猛な歌いっぷりからスタートするインパクト大な楽曲ですね♪スピード的にはミドルテンポですが、相変わらずギターリフがカッコよく、何重にも重ねられたコーラス・パートがとても迫力があって聴き込んでしまいます!展開的にはややプログレッシヴな一面も見られるかな・・・?そんなに複雑ってわけじゃないですがf(^_^;3分くらいの短めな楽曲です。

10. Millennia's Faith Undoneはもう頭の血管がブチ切れてるんじゃないかってくらいのボーカルのスクリームが凄すぎます!ドライヴィンなギターフレーズに、ブラックメタル調のメロディも加わりカッコ良さ抜群(´;ω;`)実質的にアルバム本編のラストを飾るだけあって壮大でスケールの大きな楽曲ですね♪女性ボーカルの優しげな歌唱の後の弾きまくりなギターソロに悶絶!ザクザクと刻みまくるリフも非常にクールです。更に疾走するドラムに乗っかり歌い上げるパートもあって、盛り上がりどころ沢山なラストになっています!

11. Autopoiesisはアルバムのアウトロ。イントロと同じような不気味なサウンドでこの作品の終わりを告げていきます・・・。呟くような声も入ってホラーテイストが(;´д`)

さ、最高や・・・。
こんな素晴らしい作品を作り上げるバンドがいただなんて!
今まで知らなかったのが恥ずかしいくらいです(>_<)

過去の作品を一切知らない私は、この作品が最高傑作かは分かりません。しかしこのクオリティの高さはいったい何なのでしょうか!?

聴く前はちょっぴり、民族音楽っぽさが強すぎたら嫌だなぁ・・・なんて思っていたのですが、聴いてみたらコレがまた良いバランス!エクストリームなヘヴィ・メタルをベースとして、そこにオリエンタルで独自性の高いメロディを自然な形でアレンジしていますね。メタルっぽさがしっかりあるから、聴いていて本当にカッコいいと思える、そんなアルバム!

ボーカルの存在感がまず凄まじい。エクストリームな魅力抜群のスクリームをバンバンぶちかましてくる最高のボーカリストですね♪一聴してすぐに気に入ってしまいました☆

ギタープレイについてはカッチリとしてメロディアスなフレーズが多く、それでいてテクニカルなパートもしっかりと弾きこなす、かなりの技術を見せつけてくれます。ボーカルの迫力やシンフォアレンジに負けてしまっている部分もホンの少しだけありましたが(^^;まぁそれは全然気になるほどではないです。

ドラミングもバッチリ安定して各楽曲のボトムを支えています。ブラストビートも加えてアグレッション全開!スタスタと軽快に走りまくるパートでもその存在感のアピールしています♪

このバンドの最大の特徴である民族楽器も、効果的に使われていると感じました。あまり耳にしない音色なので、より一層際立ってそのメロディを追ってしまいました。

アルバム全体で見ると、捨て曲はまったく無くハイ・クオリティ!曲の長さも3~4分台で綺麗にまとめられていてスッと聴き通せてしまいます。特に前半に良曲が多く聴くことができた気がしますね。2. The Silent One's Torch3. Flames Upon The Weepingの連打で悶絶し、早くも心をガッチリと掴まれたところへトドメの4. A Crimson Sky's Commandが!!この時点でノックアウト確定ですな。アルバム前半のクオリティが高すぎて興奮してしまいました・・・。後半も、最初の名曲連打ほどではないにしろ、キラーな楽曲が盛りだくさんですぞー!p(^^)q

こりゃあ、過去のアルバムをなんとしても遡って聴いてみなければならんな・・・!!後追いのファンですが、是非応援していきたいです♪

キラー・チューンは、選ぶのが非常に難しいですが・・・エクストリームなハイスピード・ナンバーが数ある中で、疾走せずともその素晴らしいメロディで私の心を鷲掴みにした4. A Crimson Sky's Commandを選ばせていただきたいと思います!

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| CHTHONIC | 17:59 | トラックバック:0 | コメント:0
Unknowing / Beyond The Eyes Of Deceit
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1. A Bleeding Wound Upon the Face of God
2. Through Sorrowful Skies
3. Of Winter and Melancholy
4. Oaken Dust
5. The Undying
6. Evenfall
7. Kurja
8. To the Night
9. Everyday Suicide
10. A Planetary Excursus - Jupiter
11. Lightless Winds

90/100

イタリア出身のメロディック・デスメタルバンド、Unknowingのデビュー1stアルバムです!2018年の作品になります。

いつも通りのAmazonで発見したこのバンド。
ジャケットからするとプリミティブなブラックメタルか、それともドゥーム系か・・・!?でもなんとなく北欧出身の叙情メロデスのような雰囲気も感じられますね。

試聴した限りではなかなかにギターがカッコいいメロデス!これは試しに購入する価値があるな・・・と思いました。今作品が初めてのアルバムだそうですね。聴いてみましょう♪

1. A Bleeding Wound Upon the Face of Godは風の音とアコギによるメロウな旋律から、泣きのギターフレーズで始まるアルバムのイントロです!

2. Through Sorrowful Skiesは北欧的な叙情リフでスタート!ボーカルのたくましいシャウトが入りスタスタと軽快に疾走していくスピード・チューンになっています。呟くようなボーカルも加わり、テンポを落としてアコギのメロディを聴かせに来たりして工夫が見られますね♪ギターソロはたっぷり弾きまくりのドライヴ感のあるものに!北欧的・・・というよりも正統派ヘヴィメタル的なカッコいいソロ!

3. Of Winter and Melancholyはノコギリようなザクザクしたギターリフで始まり、どっしりとしたリズムで突き進んでいくミドルテンポ・ナンバーです。哀愁を漂わせるピアノも加わってなかなかイイね♪そして長かったイントロが終わるとヴァイキングっぽいメロディを奏でてボーカルが絶叫!一気にテンポを上げてスピーディに展開していきます。す、素晴らしい流れですな(´;ω;`)中盤ではまたも呟きとアコギが挿入され、じっくりと聴かせるパートへ。泣き泣きのギターソロに繋がります☆

4. Oaken Dustはアコギがメインの短めなインスト。

5. The Undyingはちょっとチープな(^^;シンフォニック・サウンドとアコギによるイントロから、強烈な泣きをはらんだギターが切り込んできてブラストビートも登場!吐き捨てるデスボイスにゴリゴリした叙情性を重視したギターリフがカッコいいスピード・チューンです♪アグレッションが非常に高く、ギターソロもテクニカルに弾き倒しています。

6. Evenfallは哀しげなピアノの旋律で一気に陰鬱な雰囲気に・・・(T-T)と、すぐさまストロングなギターが入り爆走していくスピーディな楽曲ですな!かき鳴らされるギターメロディがクサクサ!!なんというか、小気味良くノリノリな面も感じられますね♪ギターソロはメロディを大切にした、丁寧なものになっています。

7. Kurjaはカラッと乾いたドラムで始まり、またもやボーカルのシャウトとギコギコ言うザラついたギターリフで突貫するスピード・チューン☆テンポよく歌い上げるデスボイスに手数の多いドラム。ギターもピロピロ弾きまくりのたまらない楽曲ですな!雄大な北欧の自然を感じさせるゆったりとしたメロディには悶絶~♪そしてスピードを上げてバリバリ弾きまくりのギターソロへ!この展開もイイですねぇ~☆

8. To the Nightは遠くから響いてくるギターサウンドから、ズタズタと迫力あるドラミングで景気よく進んでいくアップテンポ・ナンバーです♪ちょっぴり明るめなメロディを楽しむことのできる楽曲に仕上がっています。ギターソロはもう安心の出来映え!スピーディでカッコいいものになっていますねp(^^)q

9. Everyday Suicideはアグレッシヴでインパクトのあるギターフレーズからスタート!ボーカルの「Go!!」とともに爆走です!ザクザクした叙情リフで一気に駆け抜けていきます。緊迫感の溢れる非常にクールな楽曲☆ドラマティックでキャッチーでもあるギターメロディがたまらない!ギターのハモりっぷりがとてつもなくクサくて最高!!

10. A Planetary Excursus - Jupiterはメロウなアコギによる旋律でスタート。8分超えの大曲です!ジャリジャリした土着的なメロディを奏でるギターが登場します。続けてハデハデなドラミングでズカズカと突貫していきますな♪ボーカルも今まで以上に叫びまくりでイイ!ブラックメタルばりの邪悪なギターリフもありますが、4分近くから、展開が変わりなにやら不気味な音色が漂いますね(;´д`)しかしすぐにカッコいいギターリフが切り込んできて疾走パートへと繋がっていきます!ピロピロギターによる叙情メロを堪能できますな~。そのあとは大暴れするギターパートを経て楽曲はアウトロへ・・・。静寂な雰囲気に包まれていきます。

11. Lightless Windsは憂いを帯びた陰鬱なピアノによるアウトロ。

これはまたカッコいい叙情メロデス!
北欧出身と間違えてしまうほどです。

まず楽曲のクオリティが高い!
インストを除くとほぼすべてがアップテンポ~スピード・チューンで固められています。ただ単にスピーディなだけではなくて、キャッチーでノリやすいメロディや、叙情哀愁メロをたっぷりと塗布した楽曲など、ソングライティング能力の高さをうかがわせます。4分台の楽曲が多くてコンパクトですね。

ボーカルはChildren of Bodomのアレキシっぽいギャウギャウと喚き散らすなかなか迫力のあるもの。こういうボーカルは叙情メロデスにはピッタリですね♪楽器隊の技術も申し分なく、ギターは多彩なフレーズをテクニカルに決めてきますね。メロディアスでキャッチーな旋律がメインでとても聴きやすい!フラッシーで聴き応えのあるソロも盛りだくさん☆ドラムもここぞというところでブラストビートをぶちかましてきて、アグレッションたっぷり!

聴いていて感じたのは、フィンランド出身のメロデス・バンドImmortal Soulsっぽいところもあるかなぁ~、ということです。あのバンドはここまで疾走感が高くありませんでしたが、方向性としては似ている気がします・・・。ノリノリでキャッチーな叙情メロを奏でて突き進んでいく楽曲を聴いていると、やはり北欧っぽさがありますね。

キラー・チューンは・・・う~む、飛び抜けてこの1曲!という楽曲は無かったかなぁ。どの曲も素晴らしくカッコ良くて、アルバム終盤の長尺曲も高い完成度を誇っており隙がありません。これはアルバムトータルで評価したいですね!聴き込んでいけばお気に入りの1曲も見つかるかも・・・(^_^)v

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| Unknowing | 19:44 | トラックバック:0 | コメント:1
Parasite Inc. / Dead and Alive
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1. Countershock
2. Once and for All
3. This World
4. Fall of the Idealist
5. Headfuck Rollercoaster
6. Flesh Decadence
7. Red Wine Collider
8. Sunset Overdrive
9. Cold Silent Hell
10. Dead and Alive
11. Empty Streets (Scandroid cover)

93/100

ドイツ出身のメロディック・デスメタルバンド、Parasite Inc.の2ndアルバムです!2018年の作品♪

なかなかにモダンなアルバムジャケット!
1stアルバムがメロデサーのあいだでも話題になったとか。個人的にも気になっていたので、この機会にニューアルバムを購入しました☆

1. Countershockはちょっと短めなアルバムのイントロ。オルガン?の音かな。それとドクンドクンといった効果音がメインです。

2. Once and for Allはメロディアスなギターフレーズでキタキタキター!!!なサウンドに感涙(´;ω;`)モダンメロデスとはこうあるべき!みたいなお手本になりうるクオリティです!ザクザクとリズミカルに突っ走っていく疾走曲となっております♪キラキラしたシンセが北欧を感じさせますな(北欧出身じゃないけど)。ドラミングも手数が多くてアグレッシヴ!!ボーカルの咆哮もかなり上手く、モダンな楽曲にピッタリです。ギターソロがまたスゲェカッコいいー(T-T)

3. This Worldはブヨブヨした近未来的なシンセ・サウンドからスタート!ボーカルの呟きとともにヘヴィネスたっぷりなギターリフでガツガツと突き進んでいくミドルテンポ・ナンバー。ボーカルの乾いた歌唱がまたシブイね~☆シンガロングも加わり、キラキラシンセまでもが入りサビでの盛り上がりはなかなか!

4. Fall of the Idealistはなにやら行進するような音から緊迫感のあるギターリフで始まり、激しいボーカルのスクリームで進んでいくミドルテンポ・ナンバー。バシバシと叩きまくりなドラムも素晴らしい!そしてサビメロで一気に解放されるポジティヴなメロディが最高に良い!良いですぞ~!なんという上質なメロディでしょうか。なんだか4thの頃のChildren Of Bodomみたいだな~(*´ω`*)

5. Headfuck Rollercoasterはノリノリでハードロック!?みたいなメロディから始まり、一気にアグレッシヴなギターリフで景気よく爆走!!こりゃあ良いね♪モダンメロデスらしいリズミカルなテンポで聴き手を離しません。怒号コーラスも迫力満点!ボーカルのシャウトも一本調子ではなく抑揚を付けていて良い具合です。途中ではテンポを落としてヘヴィネスをアピールするパートもあります。しかしところどころでモロにChildren Of Bodomなメロディ・パートも有ったりして・・・(^^;いや、微笑ましくて良いですとも!

6. Flesh Decadenceは静かなイントロに始まり、ボーカルとモダンなヘヴィリフでスローに進んでいく楽曲ですね。これはアルバムの中ではちょっと地味な部類に入るかな・・・!?悪くはないんだけど、なかなかテンションが上がらない(;´д`)このアルバムにしては陰鬱な雰囲気が目立ちますな。でもでも、何度か聴いていくとドライヴ感のあるギターリフやソロが結構カッコいい・・・かも?

7. Red Wine Colliderはキラキラとしたシンセがかなりインパクトのあるカッコいいイントロ!その後はヘヴィネスのあるリフでテンポよく突き進んでいくアップテンポ・ナンバー♪サビメロではきらびやかなメロディを聴くことが出来ますな。このメロディがたまらなく泣かせに来ますね♪ブラストビートと大絶叫も入ったりして、叙情性と攻撃性のバランス感覚が絶妙~!透明感溢れる美しいギターソロもありますよ!

8. Sunset Overdriveはイントロから泣き泣きで哀愁たっぷりなギターメロディがたまらない!最高!!曲タイトルからして感涙もののメロディが楽しめますね。こちらの楽曲もリズミカルにテンポよく展開していきます。感情を込めたボーカルのスクリームもカッコいいなぁ!アツい掛け声も少し入ったりして盛り上がります♪そして待ってましたのギターソロ!!ちょっと短めだけどメロディアスで哀愁を感じさせますね~。

9. Cold Silent Hellは静寂さを演出するシンセからアグレッションのあるザクザクしたギターリフで押してくる、ヘヴィネスたっぷりのスロー・ナンバー♪何となくこちらもChildren Of Bodomを彷彿とさせる、勇壮なメロディをかき鳴らしまくるクールな楽曲です!

10. Dead and Aliveはイントロの爆走するギターメロディがもはやメロパワか!?ってくらいメロメロなスピード・チューン♪わりと早口で捲し立てるようなデスボイスが素敵☆待ちかねたサビメロでは北欧的キラキラシンセに加えてウォーウォーコーラスまでも登場し、まさに現代版Hate Crew Deathrollか!?って感じです!(意味不明でスミマセン)その後はフラッシーでメロディアスなギターソロ!!完璧すぎ・・・。ソロ後のいきなりなアコギパートも暖かみがあって良い♪

11. Empty Streets (Scandroid cover) はカバー曲になっています。いつものことながら原曲はまったく分かりませんf(^_^;キラキラとしたきらびやかなシンセが印象的な楽曲!ミドルテンポでノリノリに進んでいきます。

これは素晴らしいですな♪
モダン・メロデスとしてはかなりのクオリティですね!まいりました。

まず気に入ったのが非常にマイルドなボーカルワーク。獰猛さとは縁遠いデスボイスですが、とてもキャッチーで聴きやすく、音楽性にマッチしていると思います!デスボイスなのにキャッチー、って言うのも変な話かな・・・f(^_^;しかしクリーンボイスに頼らず、デスボイス一本で勝負している辺りにプライドのようなものを感じさせますね!

ギタープレイについては、とてつもなくメロディック!モダンなギターフレーズに加えて叙情的なメロディも奏でてくれる、すごくレンジの広いプレイスタイルになっております(*´ω`*)このギターがたまらんなー!

ドラミングやベースも高い技術力をうかがわせます。演奏や音質に関してはもう文句なしに素晴らしい♪キラキラとした北欧感から現代的なフィーリングまでアレンジするシンセも存在感抜群でございます。各楽曲は3分~4分台とコンパクトにまとめられているのも大変ありがたいです☆

また、Children Of Bodomの「Hate Crew Deathroll」辺りの音楽性に近いリフワークやシンセ、シンガロング・パートが随所に見られていて、あの頃のChildren Of Bodomが好みという方にも自信を持っておすすめしたい作品です。こういうバンド、有りそうで無かった気がしますね。初期のキラデス路線のChildren Of Bodomフォロワーは沢山いますが、モダン・ヘヴィネス路線に変更した辺りのフォロワーってあんまり浮かばないなぁ。

一度聴いただけで耳に残るどキャッチーな楽曲がズラリ!!捨て曲は皆無です。ただ少しだけ、6. Flesh Decadenceだけがちょっと他の曲より落ちるかなぁ~って感じでした!

キラー・チューンは2. Once and for All10. Dead and Aliveですかね。どちらかと言うと後者の方が好きかな♪こういう楽曲ばかりだったらもう神盤だね!とか言っちゃいそうですが、それは4. Fall of the Idealistとか8. Sunset Overdriveといった充実したミドルテンポ・ナンバーがあるからこそなんだろうなぁ~。

う~む。しかし本当に素晴らしい!
次回作もなんの不安もなく楽しみに出来ますな☆

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| Parasite Inc. | 06:44 | トラックバック:0 | コメント:0
Revocation / The Outer Ones
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01. Of Unworldly Origin
02. That Which Consumes All Things
03. Blood Atonement
04. Fathomless Catacombs
05. The Outer Ones
06. Vanitas
07. Ex Nihilo
08. Luciferous
09. A Starless Darkness

90/100

アメリカのテクニカルデス・スラッシュメタルバンド、Revocationの7thアルバムです。2018年の作品!

こ、このグロいジャケット・・・!!いや、過去作品もそんなに美しいジャケットではありませんでしたがf(^_^;今作品はいつもよりも更にグロテスクですな!なんというか、いかにもデスメタル!って感じですかね。

初期から中期にかけては、なかなかにメロディックで、かつノリノリなフィーリングも兼ね備えたテクニカルなデスラッシュをプレイしていたRevocation。だんだんとゴリゴリしたギターリフをメインに突貫する、辛めなデスラッシュ・サウンドへとシフトしていきました。

今作はどうなんでしょうかね!?なんだかMetallumを見ていたら、レビューで100%を付けている人がいてちょっとビックリ(;´д`)しかしなんだか期待もしてしまいますね・・・!!

01. Of Unworldly Originは激烈なドラミングでスタート!禍々しいメロディのギターリフで疾走します♪ブラストビートも加わりかなりアグレッシヴですな!!このバンドのデスボイスはやはり良いね☆なんというか、どことなく昔の頃の歌い方に戻ったような?そして完璧に構築された長めのギターソロのあとは、ふたたびブラストビートで爆走!スタスタと軽快に突っ走りします(*´ω`*)こりゃあ最高のオープニングだな!

02. That Which Consumes All Thingsは疾走パートとスローパートを行き来する複雑な楽曲。キレキレのギターソロがかなりカッコいい!不穏なメロディ中心に、こちらもブラストビートが飛び出したりして攻撃性は抜群!!ラストの方はズルズルと引きずるようなドロドロした展開を見せて終了。

03. Blood Atonementは遠くからだんだんとギターフレーズが聴こえてきて、吐き捨てるようなデスボイスが加わるミドル~アップテンポ・ナンバーですね。テクニカルな一面が色濃く出た1曲に仕上がっています♪妖しげなアコギによるメロウパートもあり、独自性を高めていますね。

04. Fathomless Catacombsはイントロからいきなりインパクトのあるクレイジーなギターリフから始まり、スタスタとしたドラミングで疾走!途中ではテンポを落としてテクニカルなリフを挟んで、またもや疾走、疾走!ドスの効いたデスボイスのじっくりとした歌い上げがおぞましくもありますね・・・(;´д`)バックでかき鳴らされるメロディックなギターフレーズがたまらん!タイトなブラストビートもいいね~☆ここへ来てなにやら勇壮なメロディも聴かせてくれるギターソロが挿入され、ごった煮感が強いですな。

05. The Outer Onesはテクニカルなリフからどっしりとスタート。絞り出すようなデスボイスとブラックメタルのようなブラストビートが加わってスローに突き進んでゆくミドルテンポ・ナンバー。ところどころで疾走感のあるギターリフを差し込み、聴き手をグイグイと引っ張っていきます♪こういうスラッシュ風の加速するリフがいかにもRevocation!!って感じで素敵~☆

06. Vanitasはソリッドでザラついたタッチの、このバンドらしいギターリフでじっくりと突き進んでいくスロー・ナンバーですね♪しつこいくらいに反復されるギターフレーズが不気味だな・・・(;´д`)

07. Ex Nihiloはインストですね。初っぱなからかき鳴らされるテクニカルなギタープレイには圧倒されますね!ところどころでメロディックなフレーズも飛び出して聴き応えがありますな~☆中盤の早弾きパートが特にカッコいい!

08. Luciferousはまさにデスメタル!といった感じの重厚なイントロから、ボーカルのスクリームが乗っかるミドルテンポ・ナンバー。手数の多いドラミングに加えて、ブラストビートも強烈!!そしていきなり狂ったように爆走開始(´;ω;`)なんなんだこの展開は(笑)ベースが大きく主張するパートもあり、非常にカオスな楽曲になっていますねー。

09. A Starless Darknessはアルバムのラストを飾る楽曲。なんと7分超えの長めの曲です!ヘヴィネスたっぷりなギターリフをメインにした前半から、テクニカルなギタープレイも交えたナンバーに仕上がっています。もうちょっと聴き込みが必要かな~。相変わらず長尺曲は苦手なわたくしでした(;´д`)スイマセン

こりゃあイイね♪最近の作品では一番の出来映えではないでしょうか?

初期の頃のような明快でノリノリなフィーリングが確かに戻ってきています。ここが個人的に嬉しいところ(о´∀`о)ボーカルの強力なシャウトは昔を思わせる存在感たっぷりなもの!ギタープレイに関しても、非常にテクニカルかつメロディアスに弾き倒すパートが多く、また疾走感もあり満足満足♪ドラミングは、ブラストビートが現れる場面が多く、アグレッションの高まりを感じさせてくれます。ベースもバキバキ鳴っていてカッコいいねー!!

楽曲の方は、ストレートに爆走するナンバーから、リズムチェンジを多用するテクニカルでトリッキーな展開のあるナンバーまで、バラエティ豊かな内容となっております。どの曲にもメロディにフックがあり、聴いていて飽きることがありません。

曲の長さ的には、ラストの曲を除くと4分~5分台の楽曲が中心。全9曲と、ほんの少しだけ物足りなさが残るボリュームかもしれませんね。

ここ何作かの陰鬱で辛めなデスラッシュ方面のサウンドにピンと来なかった方々も、今回の作品は自信をもってオススメ出来る作品になっています!

キラー・チューンはやっぱりオープニングの01. Of Unworldly Originが挙げられますかね~☆この初球のインパクトは絶大!他にも04. Fathomless Catacombsは様々なジャンルの音楽を吸収して1つの楽曲にまとめあげた力作。こちらの曲も捨てがたいな!

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| Revocation | 23:16 | トラックバック:0 | コメント:0
Rise To Fall / Into Zero
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1. The Descendant
2. In the Wrong Hands
3. Acid Drops
4. House of Crosses
5. Virgin Land
6. The Empress
7. Temptation Feeds on Our Weaknesses
8. Zero Hour
9. Effects of the Terrestrial Syndrome
10. Survivor
11. Game of Appearances
12. White Canvas

92/100

スペイン出身のエクストリーム・メタルバンド、Rise To Fallの4thアルバム!2018年の作品です♪

このバンドのアルバムは1stの頃から聴き続けていて、作品を追うごとにぐんぐんとクオリティを上げていきました。最近のSoilworkやDisarmonia Mundiからの影響が色濃く出ているモダン・メロデスバンドですが、あとはオリジナリティ・・・があるといいけどf(^_^;個人的には高品質なフォロワーバンドとしででもいいと思っています。全然オッケー!

今作品も期待大で購入。アルバムジャケットはやはりモダンな感じが強い!しかし1stアルバムから続いていたマネキン人形さんが居なくなりましたね・・・このシリーズけっこう好きだったんですけど。なんか変に路線変更していないと良いなぁ。頼むからスローorミドルテンポばかりのかったるい方向には進まないでくれ~(T-T)

1. The Descendantはピコピコしたデジタルなシンセからスタート、一気にストロングでカッコいいギターリフが登場!ボーカルのスクリームとともにスタスタと疾走します♪ブラストビートも交えてアグレッシヴに突き進む強力なナンバー。クリーンな歌い上げも相変わらず素晴らしいですな~。メロディアスに弾きまくる構築美のあるギターソロもポイント!

2. In the Wrong Handsは手数の多いドラミングからグルーヴィーに展開するアップテンポ・ナンバー!リズミカルでテンポよく進み、サビメロでは爽やかでメタルコア的な歌唱を楽しむことができます。ゴリゴリしたモダンなヘヴィリフのカッコ良さはやはりいいなぁ~。この曲のギターソロもゆったりと美しいメロディを奏でていてGOOD(^^)d

3. Acid Dropsはキラキラしたシンセが印象的なイントロからヘヴィネスたっぷりなギターリフでドラマティックに決めるスピード・チューン!迫力あるスクリームに加えてバカスカ叩きまくるドラミングがたまらん!!スタスタと軽快にかっ飛ばす爽快なナンバーですね。クールなサビメロにも悶絶しちゃいます(´;ω;`)いちいちギターソロがカッコ良くてありがたい(笑)

4. House of Crossesはブヨブヨしたデジタルシンセに続いてずっしりとしたギターリフがインパクトのあるミドルテンポ・ナンバー。ここへ来てようやくスピードが落ち着きましたね。しかし楽曲のクオリティは相変わらず高いです!絞り出すようなデスボイスが良い感じですね。

5. Virgin Landはドラムの連打からなかなかにクサめなギターフレーズでスタート、重心低く突貫するアップテンポ・ナンバー!メロディックに決めまくるギタープレイが良いね♪そして何より壮大な景色が目に浮かぶクリーンなサビメロ!!こりゃあ良いですね(>_<)メロディの良さではいままでで一番かも?そしてもはやお決まりとなったギターソロの美しいこと!

6. The Empressは厳かで神秘的なシンセから重厚なギターリフでスローに進んでいく、バラード調のメランコリックなナンバー。スクリームとクリーンな歌唱でゆったりと、しかし力強く歌い上げます。ピアノの音色も加わり耽美的な雰囲気を醸し出していますねー。こういう楽曲も新しい一面をアピールしています☆ドラマティックなメロディを奏でるギターソロも短めですが挿入されます。

7. Temptation Feeds on Our Weaknessesはイントロからザクザクとしたデスラッシュ気味のカッコいいギターで飛ばしまくるハイスピード・ナンバー!!これだよ、こういう曲が実に素晴らしい(*´ω`*)アグレッションたっぷり、かつ叙情的なギタープレイにハデハデなドラミングが迫力満点!突き抜けるようなハイトーン・ボイスも最高ですな。ソロパートがこれまたカッコ良くて泣けてくる・・・なんなんだこのギターは(泣)

8. Zero Hourは緊迫感のあるモダンなギターリフでミドルテンポに始まる楽曲。だんだんとスピードを上げていきアップテンポで展開していきます!近未来的なメロディを持つサビメロがキャッチーでいい感じですな~。ザクザクとテンポよく刻んでいくギターが気に入りました☆

9. Effects of the Terrestrial Syndromeはメロディックなギターフレーズで始まり、ボーカルが入るとともにテンポのよいリフでアップテンポに突き進んでいくミドル~アップテンポ・ナンバー。サビに入るとスピードを上げてキャッチーなメロディを聴かせてくれますね♪ギターソロの美しさはこれも素晴らしいものになっており、感涙もの!!

10. Survivorはこちらもまた緊張感のあるイントロから、クッサクサなギターフレーズが登場!!中期In Flamesを彷彿とさせる素晴らしいメロディにノックアウトですよー!!ボーカルの方は多彩な歌い方を披露してくれています。ノーマルボイスで呟くような歌唱から逞しいスクリームまで、どれもクオリティが高い♪劇的なギターソロでまたもや悶絶(T-T)ドラマ性が高い楽曲に仕上がっていますね。

11. Game of Appearancesはバウンドするようなギターリフでスピーディに突っ走るアグレッシヴな疾走曲ですね!ゴリゴリしたリフにアタック感の高いドラミングが合わさって最高です♪サビではテンポを落としてメロディを聴かせに来るストレートなモダンメロデス・ナンバーですね!ボーカルのスクリームに繋がる形で突入するギターソロが特筆もの!!

12. White Canvasはアルバムのラストを飾る楽曲。ところどころでスピードを上げますが、基本的にはミドルテンポでメロディを大事にした1曲に仕上がっています。アグレッシヴに突っ走るパートはなかなかカッコいい!スローに歌い上げるサビメロがやはり良いねぇ~。ラストまでギターソロは弾きまくり、大変よろしいです(笑)

これは傑作ですね!またもやアルバム全体のクオリティを上げてまいりました。なんと素晴らしい・・・!!なんというか、ここまで来るとRise To Fall流メロデスと表現しても良いような気がしてまいりましたな。

最初はアルバムジャケットから少し不安を感じていたんですが、杞憂に終わりました♪前作から安定してカッコいいスクリームとクリーンな歌唱で聴き手をがっしりと掴むボーカルに、手数が多く迫力のあるカッチリしたドラミング!このバンドの武器でもあるデジタルなシンセも目立っており、楽曲の邪魔をすることなく存在感を放っています。そして何よりモダンなヘヴィリフからメロディアスなソロまで弾きこなすギタープレイが素晴らしすぎ!!どの楽曲にもハッとするギターフレーズやソロパートが盛り込まれており、捨て曲などはありません(о´∀`о)スピード感だけで考えても、ミドルテンポが目立った前作よりスピーディでノリやすい楽曲で固められています。

各楽曲は3~4分台でコンパクトにまとめられており、かったるいと感じるようなスロー、ミドルテンポ・ナンバーは全くありませんでしたね。どの曲もクオリティが高く、脱帽しました~(T-T)安心して聴いていられますね♪

こんなにも、順当にアルバムごとにレベルアップをされると次が怖くなってきますな(笑)

キラー・チューンはとても悩みますね~。
5. Virgin Landで聴くことができるスケール感の大きいメロディもたまらないものがありますし、7. Temptation Feeds on Our Weaknessesは勢い満点なデスラッシーで殺傷力抜群!!なにげに10. Survivorで聴けたクサクサなインフレ流メロディにも悶絶しました!

モダンメロデスとしては、第一線に躍り出た感のあるこのバンド。こりゃあ早くも次回作への期待が高まりますね・・・!!

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| Rise To Fall | 13:23 | トラックバック:0 | コメント:0
Torchia / Of Curses And Grief

1. N.Nc Sco Ten.Br Lvx
2. Face Of Hate
3. Shame
4. Fury
5. My Land Shall Burn
6. Headshot
7. Ending Beginning
8. Light My Path
9. Wish For More
10. Dark And Cold

90/100

フィンランド出身のメロディック・デスメタルバンド、Torchiaの1stアルバムです。2017年の作品。

1. N.Nc Sco Ten.Br Lvxは何語だかよくわかりませんがf(^_^;語りによる短めなアルバムのイントロ。

2. Face Of Hateはスラッシーなギターリフでズカズカと突貫するパワフルなスピード・チューンになっております☆ハスキーなボーカルのスクリームがとても強烈でカッコいい~!!ドラミングも叩きまくりで手数が多くて良い感じ。メロディックなギタープレイにフラッシーなソロパートが鮮烈な印象を与えています♪

3. Shameは激しく叩きつけるようなギターリフでずっしりと突き進み、突如アコギによる和やかなメロディが挿入されます。そのあとはザクザクとクランチーなギターリフでミドルテンポに展開していきます。先ほどの曲ほど疾走感はありませんが、なかなかカッコ良い!ソロパートもピロピロと弾きまくるタイプです♪

4. Furyはチリチリと焦らすようなギターリフで突進するスピード・チューン。乾いた声のボーカルのスクリームがかなり良い!怒号コーラスが盛り上がりを見せますね♪そしてそのあと顔を出すメロディアスなギターフレーズがとてつもなくクールです☆こりゃあたまらんですな!曲全体がハイテンションで駆け抜けていきます。

5. My Land Shall Burnはゴリゴリのギターリフでスローに進んでいくミドルテンポ・ナンバーです。ちょっと陰鬱とした雰囲気になっておりますな。ボーカルのシャウトも少しだけ抑えめですね~。しかしソロパートの充実ぶりはたまらないものがあります!!

6. Headshotはおぞましい雰囲気を演出するサウンドから、ブラストビートも交えてぶちかますアグレッション満点なナンバーです♪スピーディでカッコいいな~!!ギターソロはわりと滑らかにゆったりとメロディを奏でていきます。中盤からのテクニカルなパートは聴き応え抜群です!最高ですね~(*´ω`*)

7. Ending Beginningはバウンドするようなギターリフと抜けの良いドラミングで、デスラッシュ風に突き抜けていくスピード感満点なナンバーです♪ノリノリな部分もあり、ヘドバン必至ですな☆バシバシ叩きまくりのドラムが爽快!途中からはアコギでムーディーな雰囲気を演出したりします。しかしまぁこのヘドバンを誘発する展開はカッコ良すぎですな・・・!!

8. Light My Pathはメロディックなギターリフでどんどんと盛り上がりを見せるアップテンポ・ナンバー!だんだんとスピードを上げていき、どこかパンキッシュな魅力もありますね♪こちらの楽曲もノリノリで突き抜けたカッコ良さがあり、スラッシュ・メタルとしての爽快感に満ちております。

9. Wish For Moreはドラマティックなメロディをたたえたギターフレーズで始まり、叙情的な雰囲気を演出するミドルテンポ・ナンバーです。曲の後半ではややスピードを上げてメロディックにキメてきますね。

10. Dark And Coldはラストを飾るにふさわしい爆走ナンバー!!吐き捨てるボーカルの歌いっぷりにメロディアスで叙情的なギタープレイがたまらんです!スタスタと軽快に叩きまくるドラミングも加わり楽曲は最高潮へ!ピロピロと弾きまくりなギターが特に気に入りました(о´∀`о)

なんというカッコ良さでしょうか!?このギター・オリエンテッドな作品は、潔いまでにギターで勝負に出ています!メロディックかつスラッシーにキメるギタープレイに悶絶です♪アグレッシヴなギターフレーズに、北欧の叙情的なメロディが加わり、良いとこ取りな感じになっております(*´∀`)ボーカルのスクリームも非常にカッコ良くて、楽曲にピッタリとマッチしていますね♪

キラー・チューンは・・・選ぶのが難しい!「2. Face Of Hate」や「4. Fury」といった前半のファスト・チューンも良いのですが、後半の「
7. Ending Beginning」や「10. Dark And Cold」もたまらない魅力が溢れていますね♪これももっと早く聴いていれば、2017年ベスト候補だったかもなぁ・・・(;つД`)

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

| Torchia | 10:19 | トラックバック:0 | コメント:0
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プロフィール

PONCH503

Author:PONCH503
メタル大好きな社会人です。
メタル以外に趣味が無い(涙)

音楽に関する知識が全く無い
ので、内容の薄い感想文に
なっていますが、どうか
ご勘弁ください。

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